ーーー郡上八幡水の学校 オープンキャンパス 2019が先週末に開催されました。
昨年度は台風で止む無く中止(蓋を開けたら当日は雲ひとつない快晴でした 苦笑)。
「今年こそは!」と意気込んでいた矢先、開催間近にまさかの台風発生!?しかも軌道は、郡上八幡真っしぐら。
どうしようか...と悩んだのは、実はほんの数秒。
『当日は晴れるに違いない!何としてもやろう!』と、台風迫り来る中、開催決定を即決断。そして、はらはらドキドキの週末がスタート。
【1日目:池づくりと疾走調査】
土曜日午前。台風の前の静けさのような曇天。水がつーめたい!?
石積んで、石洗って、底土掃いて、川床!?つくって、、、
水の学校、ちちこの会、そして毎年遠方から駆けつけてくれる早稲田大・法政大・熊本大の先生・卒業生・学生さんの協力により順調に作業は進み、無事つかみどりの準備完了。あとはお天気を祈るのみ
午後は台風が本領発揮。土砂降りの中、学生さんたちによる「郡上八幡 かつての水の生業疾走調査』を予定通り決行。
上水道整備以前。豆腐屋・銭湯・川魚料理・氷田圃・紺屋など、「水」を必要とする生業が、かつてどのように営まれていたのかを、当時の様子を知るまちの方たちに突撃取材。
初ヒアリング調査+初郡上八幡の学生さんが多く、うまくいくか不安でしたが、びしょ濡れになって帰ってきた学生さんたちから「話いっぱい聞けました!」と満面の笑顔で言われて、ほっと一息。
その後の調査報告会で発表された内容も、予想をはるかに上回る情報量。郡上八幡歴60年以上を誇る水の学校理事長・事務局長が初めて聞くような話まで。
郡上八幡が水の町たる由縁は、川があって水路があって、井戸や水舟があるからだけではありません。それはほんの氷山の一角。
数百年も前からあたりまえの生活の中で受け継がれてきた、「人と水」の切り離すことのできない、ある種生々しい関係性。それが今なお、ここに暮らす人たちの中に息づいているからこそ、この町の「水」は人を魅了するのかもしれません。そんなことを考えてしまうような、素晴らしい調査でした!!
学生の皆さん、本当におつかれさまでした!
いよいよ明日は、あまごのつかみどりだ!!